NPO法人日本唾液ケア科学会では、唾液検査や唾液ケアの重要性を広く社会に普及させるとともに、信頼性の高い検査と質の高いケアを提供できる専門人材の育成を目指して、「認定制度」を開始しています。認定制度では、唾液に関する基礎的な知識を含めた幅広い理解と臨床応用力が求められますが、エキスパート研修会では、ある分野に特化してその内容を深く掘り下げることを目的としています。

今回は、その第一回としてドライマウスに焦点を当てました。ドライマウスに関する最新の診断・治療アプローチ、そして多職種連携による包括的ケアなど、より専門的で実践的な内容を中心に構成しています。学会員の皆様の日常臨床に直結するドライマウスに関する研修会です。多くの皆様のご参加をお待ちしております

10：00-10：05

開会のあいさつ　理事長　槻木恵一

10：05-10：55 ドライマウスの病態　アドバンス編　
講師：高木幸則先生
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 口腔診断情報科学分野 准教授

10：55-11：45 ドライマウスの治療法　アドバンス編
講師：神部芳則先生
神奈川歯科大学客員教授

11：50-12：20  事例報告　ドライマウスの対する施設看護師の取り組み
講師：高瀬直之先生
opsol株式会社 医療介護事業部 事業所運営課長
訪問看護ステーションパリアティブケアナース 統括

12：20-12：50  事例報告　ドライマウスに対する歯科衛生士の取り組み
講師：山本典子先生　銀座セントレ歯科

12：50-13：00  質疑応答

13：00-13：05  閉会のあいさつ

＊時間帯は若干前後する可能性があります